2017年のエイプリルフール


皆様如何お過ごしでしょうか。代表のサクライです。
弊社の2017年エイプリル・フールの取り組みにつきましてご紹介させて頂きたく存じます。

ハロウィーンや恵方巻きよろしくいつの間にかすっかり日本に根付いてしまったこの文化ですが(その是非について疑義があるところも似てますね)、弊社も一応そのビッグウェーブに乗ることに致しました。前置きはこの辺にして、早速ご覧頂きましょう。4月1日に世に放ったプレスリリースです。

あの寄生虫が食べられるかも?ゲームアプリ『きせいちゅうどく』で実際の寄生虫がプレゼントされるキャンペーン開始!

最後まで読んで頂けましたでしょうか。今読み返すと夜中のラブレターの様に恥ずかしいです。穴があったら入って岩戸で塞ぎたい気分になっている私ですがしっかりと今回の取り組みについて検証したいと存じます。検証とは歴史に対する真摯な態度だと思うからです。

さて、本リリースのテーマは「寄生虫をてめえの自宅に送りつけてやるぞ、どうだ、愉快だろう」というものでしたが果たしてこれは世にインパクトを残せたのでしょうか。そもそも、読まれていたのでしょうか。

結果から申しますと、無風です。航海で言うところの凪です。さざ波のひとつも立ちやがらねえ状態でした。失敬、口が悪いですね。
もっとも、いくつかのメディアには取り上げて頂いたようです。しかし、なぜか配信が2日になっていたりするお茶目なやらかしをしてくれたり、若干焦ったのも御愛嬌、どうせ誰も読んでねーしと自暴自棄になって室内の空き缶という空き缶を捻り潰した挙句、消灯し眠ったのでありました。一夜明けて目覚めるとうっすらと涙の跡がありました。

言い訳に紙幅を割いても良いのならば幾つかのエクスキューズを挙げさせて頂きますが宜しいでしょうか。
①4月1日が土曜日であった(メディアのみなさんも休んでたんだよね?そうだよね?)
②普段から攻めすぎているせいでインパクトに欠けた(ああ、GIZならまあ、やるかもね的な)
③リリースを出した時間がまずかった(夜中の3時前。草木も眠ってる)

等と、いくら並べてみても後に残るのは虚しさだけであります。余談ですが、4月1日中に当HPを訪れると『あなたの端末は寄生されました』というポップアップが出る仕様に成っていたのですが今思うとこれもアリだったのかなあという想いが去来してまいります(多分アリ寄りのナシだったのでしょう)。

これからはさらに諧謔精神に磨きをかけ、二度とこのような失敗を繰り返さない所存で御座います。
来年も弊社が存続していた暁には、リベンジをさせて頂きたく思いますので今後とも弊社を宜しくお願い申し上げます。

代表 サクライユウヤ

追伸:リリース内で撮影したアニサキスの様な物はただのちりめんじゃこです。後でスタッフがおいしく戴きました